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犬の腫瘍(肺癌治療3例)

3年前、腎臓癌(左腎臓)で手術、抗がん剤を行い、完治したフレンチブルさん、6歳の女の子です。

術後の定期健診の胸部レントゲン検査(◯部位)で、左肺後葉に4cm大の腫瘤を確認しました。

原発性肺腫瘍の可能性があり、自覚症状が無いので、肺腫瘍摘出をお勧めし、飼い主様の快諾を得たので手術しました。左第6肋間からの開胸で左肺後葉腫瘤を摘出しました。

手術動画

http://www.harue-vet.com/news/wp-admin/post.php?post=1878&action=edit

肺腫瘍は肺腺癌でした。手術後、食欲、元気もよく、抗がん剤療法を行い、半年間、再発転移はありませんでした。

 

 

 

「フレンチブルさんの3年前の腎臓癌は、、、、」

自覚症状(血尿)があり、2か月他院を通院されておそらく腎臓に異常ということで県外の2次診療施設を紹介され、その診察予約日が1カ月以上先の為、病気の進行に不安を感じられた患者様が、当院のホームページの症例を見て、血尿の原因特定、診断、治療の為、来院されました。

超音波検査、レントゲン検査の結果、左腎臓が正常の3倍に腫大、正常な構造をとどめず、腎臓腫瘍の疑いありと診断いたしました。他の腹部臓器に異常は認めず、肺にも異常は認められませんでした。破裂する恐れがある為、2日後に左腎摘出術を行いました。病理検査の結果は腎癌でした。

その後、抗がん剤治療を行い、転移もなく、一般状態も安定しています。

 

   

スタンダードプードル13歳の女の子です。

乳癌、胃捻転、皮脂腺炎の既往歴があります。

 

検診で左肺前葉1cmの腫瘤を発見、開胸術前に全身チェックの為、頭部、胸部CTを撮影したところ、左大脳前葉に脳腫瘍を確認しました。まず、脳腫瘍を2次診療施設で摘出手術、放射線療法(メガボルテージ、15回分割照射)行いました。

その1カ月後回復を見計らって、当院で肺腫瘍の摘出術を行いました。

 

手術一部IMG-8104

 

 

現在、工事中

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG-8104

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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